終身雇用制度が崩壊した最近は、仕事のキャリアを、自分で考えなおさなければならない状況になっているといえます。
かつてはキャリア作りに悩むことはなく、会社という一つの社会の中で長く勤めることがキャリアの形成に他なりませんでした。
現在は一生働ける会社を見つけることのほうが難しく、自分のキャリアをうまく形成できない人もいるほどです。
どんな方法でキャリアアップすれば、こんな時代を乗り切ることができるのでしょうか。
大きなモチベーションをもって仕事をするために、ビジネスパーソンにとって重要なのがキャリアアップです。
自分自身を高めるためのエネルギーは、仕事にやりがいをもたらします。
何となくキャリアアップという言葉を使っていると、逆にどの方向にキャリアを構築したらよいのかはっきりせずに迷い続けてしまうこともあるでしょう。
転職を繰り返し、なかなかキャリアが積めないと悩む人も少なくありません。
仕事のキャリアアップには、2つの方向性があります。
一つは深めるタイプ、もう一つが広げるタイプです。
あるひとつのスキルレベルを向上させるのが、キャリアアップの中でも深めるタイプのものです。
反対に広げるタイプでは、スキルの種類をどんどん増加させていきます。
自分が積みたいキャリアはどちらのタイプかを踏まえ、明確な目標を設定することが仕事を続ける上では不可欠です。