「結果が出ない者は、考えてから動く。
結果を出す者は、動いてから考える」
この言葉を聞いて、あなたの胸は少しザワついただろうか。
これはミュージシャン・GACKTさんが、新入社員に向けてX(旧Twitter)で送ったエールの一節。
けれど、その言葉は――むしろ経験を積んだ30代サラリーマンの心にこそ、グサリと突き刺さる。
■動けない自分に、GACKTの言葉が喝を入れる
「何か始めたい」「変わりたい」と思っても、
「でも時間がない」「失敗したらどうしよう」「今のままでも別に困っていないし」――
そんな言い訳を並べて、動かないまま時間だけが過ぎていく。
でもGACKTさんは、こう語ります。
「失敗したこと、間違えたことも数えきれない。だが、失敗から学び次に繋げる。最初から全てうまく行ったわけじゃない」
「一度くらい盛大にコケてみろ。その傷は、キミの経験となり、大きなモノを掴む足掛かりとなる」
動かなかった後悔より、動いて失敗した経験の方が、人生を前に進めてくれる。
それを、51歳の彼が自らの経験をもって語っている。
■30代という“分岐点”にいるあなたへ
社会人10年目。
「若手」と呼ばれなくなり、後輩も増え、責任も増す。
けれど、心の中ではまだ「このままでいいのか」と葛藤している。
それはあなたが、もっと良くしたいと願っている証拠だ。
Xには、こんな声が寄せられていました。
「新社会人じゃないけど、胸に響いた。何年やってても、失敗はある。だからまた頑張ろうって思えた」
「定年間近の自分も、この言葉に勇気をもらった」
年齢は関係ない。何度でもやり直せる。
むしろ経験を積んだ30代だからこそ、「動く意味」があるのです。
■“知覚動考”で生きてみよう。「ともかく、うごこう」
このGACKTのメッセージは、ある言葉にも通じます。
それが「知覚動考(ちかくどうこう)」。
意味はこうです。
「知って、覚えて、動いてから考える」=“ともかく動け”
これは、行動こそがすべてを変えるという哲学。
悩んでるなら、まず動いてみる。
動けば、考えも変わる。視点も変わる。結果も変わっていく。
■未来は、動いた人にしか見えない
GACKTさんは、こう締めくくります。
「本気で動けば、キミの人生は変わる。会社も、社会も、変えられる。まず一歩踏み出せ。キミの未来は眩しい光に満ち溢れている」
未来が“光に満ち溢れる”かどうかは、自分が動いたかどうかにかかっている。
それは、新入社員でも、30代サラリーマンでも、定年間近の人でも変わらない。
■あなたの“一歩”が、誰かの勇気になる
あなたが勇気を出して踏み出した一歩は、
部下の挑戦を後押しし、家族に安心感を与え、
未来の自分に「ありがとう」と言わせる力になる。
何かを始めるのに、完璧な準備なんていらない。
必要なのは、少しの勇気と、最初の一歩だけ。
【まとめ】
動かないことこそが一番の失敗 コケても学びになる、それがGACKT流 30代は、まだまだ変われる“スタートライン” ともかく、うごこう
今日、あなたは何を“動いて”みますか?
その一歩が、思いもよらない未来への扉になるかもしれません。
引用記事
https://www.nikkansports.com/m/entertainment/news/202504090000005_m.html?mode=all