ユウタ（初心者トレーダー）：「先輩、最近トレード全然勝てなくて…。上がると思って買っても下がるし、逆もまたしかりで…自信なくしてます。」
先輩トレーダー：「ああ、それ“あるある”だよ。実はね、トレードって『上がるか？下がるか？』を予想することが目的じゃないんだよ。」
ユウタ：「えっ！？じゃあ、何が大事なんですか？」
先輩トレーダー：「大事なのは、自分の“得意パターン”を見つけて、それが現れるのを待つこと。予想で動くんじゃなくて、勝ちやすい場面でだけ勝負するのがコツなんだ。」
ユウタ：「得意パターン…？なんだか上級者っぽい響きですね。」
先輩トレーダー：「難しく考えなくていいよ。たとえば、『移動平均線がクロスしたらトレンドが出やすい』とか、『RCIが3本揃ったときがチャンス』とか、そういう自分なりの“勝ちパターン”を作ればいいだけ。」
ユウタ：「なるほど…。でも、勝てるチャンスが来たと思っても、すぐ利確したくなっちゃうんですよね。」
先輩トレーダー：「だからこそ、“利確ライン”と“損切りライン”を最初に決めておくのが大事。決めたら、そこまで来たら迷わず決済。感情に流されると負けるよ。」
ユウタ：「たしかに、損切りできずにズルズル…って経験、何度もあります。」
先輩トレーダー：「あるあるすぎる（笑）でも、そこをルールにして、感情を介さずに機械的にやれるようになれば、自然と結果が安定してくるよ。」
ユウタ：「なるほど…。じゃあ、エントリーした後は？」
先輩トレーダー：「決済したらまた次の“得意パターン”が出るまで待つ。ただそれだけ。焦ってトレードする必要なんてないんだよ。」
ユウタ：「シンプルだけど、奥が深いですね…」
先輩トレーダー：「そう。実は、トレードで大切なことって案外シンプルなんだよ。」
