円相場は反発、1ドル156円台へ
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
8日のニューヨーク外国為替市場では、円相場が反発しました。終値は前日より30銭ほど円高・ドル安となり、1ドル=156円60〜70銭で取引を終えています。
背景にあるのは、4月の米雇用統計です。雇用統計の発表を受けて、米国の長期金利が低下しました。金利が下がると、ドルを持つ魅力が少し弱くなります。その結果、円を買ってドルを売る動きが出た形です。
ポイントは日米金利差
為替を見るうえで、やはり大事なのは日米金利差です。
アメリカの金利が高く、日本の金利が低い状態が続けば、ドルが買われやすく円は売られやすくなります。反対に、アメリカの金利が下がると「日米の金利差が縮まるかもしれない」という見方から、円高に動きやすくなります。
今回の円反発も、まさにこの流れです。
FXでは慌てず流れを見る
ただ、1ドル156円台という水準は、まだかなり円安圏です。少し円高に動いたからといって、すぐに大きなトレンド転換と判断するのは早いと思います。
FXでは、ニュースに反応して飛びつくよりも、金利、雇用統計、政府・日銀の為替介入警戒、チャートの形を合わせて見ることが大事です。
ロングゲームで考えるなら、短期の値動きに一喜一憂するより、「なぜ円が買われたのか」「今後もその材料は続くのか」を確認することが重要ですね。
今回の円反発は、米長期金利の低下による一時的な円買いと見られます。今後は、米国の景気指標やFRBの利下げ観測、そして日本政府の為替介入への警戒感が、ドル円相場を動かすポイントになりそうです。