そもそもビックモーターとはどんな会社なのか。
ビックモーターは、中古車の買取・販売を主力事業とする会社です。
ビックモーターは、中古車の買取台数が6年連続日本一で、全国に300店舗もあります。
ビックモーターの2022年度の売上高は約5800億円で、中古車販売市場の**シェアは約15%**で国内首位でした。かなりすごいデータですね。
今回の不祥事により、業界の立ち位置が揺らいでいる事は間違いありませんね。
では株価はどうなっているのか。
ビックモーターは非上場の会社なんで株価公開はされていません。
ではではビックモーターの不祥事を調べて行きましょう。
ビックモーターの不祥事とは、中古車販売大手のビックモーターが、事故車の修理費用を水増しして保険金を不正に請求していた問題です。
この問題は、2021年秋に一部メディアが報じたことで表面化しましたが、実際には2016年から続いていたようです。
ビックモーターの不祥事には、以下のような内容が含まれています。
- ①2016年:ビックモーター内の「慣行」と呼ばれる罰金制度が発覚。目標を達成しなかった店長が、達成した店長に現金を支払っていたことが判明。
- ②2017年:「慣行」は社長指示であったと判明。社長は辞任し、新社長に就任した。
- ③2021年:水増し請求が表面化。全国33の整備工場で、損傷のないパネル部分に板金塗装を施し、修理費用を水増し請求するという手口が明らかになった。
- ④2022年:サンプル調査で水増し請求が発覚。金融庁や警察などが捜査に乗り出した。
- ⑤2023年7月:特別調査委員会が報告書を提出。本社サイドが過度な営業ノルマを課し、現場の社員たちが水増し請求に手を染めざるを得ないような状況に陥らせていたことが指摘された。また街路樹に除草剤を撒いた等、連日メディアに報じられています。
この不祥事は、ビックモーターの信用や業績に大きな打撃を与えるとともに、中古車業界や保険業界にも影響を及ぼしています。
個人的に会社が大きいだけに注目しています。また前社長のメディアに対してのコメントも気になります。この企業の行末を見て行きたいですね。
多くのユーチューバーの方が現社員の方のインタビューや生の情報など挙げているのをみると本当にきつい環境だあったのは間違いないと思える内容なので心が痛いですね。
今後どう復活していくのか見て行きます。