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【貯めすぎ注意!?】警告「老後資金は貯めすぎると損をする」から学ぶ、お金の守り方

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「老後が不安…だからひたすら貯金」その考え、危険かもしれません

投資を始めたばかりのあなたへ。

将来に不安を感じ、「とにかくお金を増やしておかないと」と思っていませんか?

実は、その「貯め込み思考」こそが、将来あなたの足を引っ張る“落とし穴”になる可能性があります。

経済アナリスト・森永卓郎さんは、生前にこんな警告を残していました。

「貯め過ぎは、損をする時代が来る。」

この記事では、老後資金や資産形成に悩む投資初心者に向けて、これからの時代に合った「賢いお金の持ち方・使い方」

をわかりやすくお伝えします。

国は“持っている人”から支援を減らしていく

日本の高齢者は、世界的に見ても「貯金好き」。ですが近年、国の制度は明確に、“貯金を持っている人”から支援を減らす方向に動いています。

その代表例が、介護保険制度です。

介護保険制度の変化

• 2005年:食費・部屋代が原則自己負担に

• 2015年:預貯金1000万円以下の人のみ補助対象に

• 2021年:基準がさらに厳格化 → 預貯金500万円以上で補助対象外に

しかも、株・投資信託などの金融資産も“預貯金”としてカウントされます。

つまり、「しっかり貯めた人」や「投資で増やした人」が損をする可能性があるわけです。

年金×預貯金の条件次第で、あなたは支援を受けられないかも?

以下の条件に当てはまる人は、補足給付(=介護費用の補助)が受けられません:

年金収入が120万円以上

預貯金が500万円以上(※投資含む)

もしこの条件に該当していた場合、介護施設などの費用はすべて自己負担になります。

つまり、500万円の老後資金があっても、あっという間に消える可能性があるということです。

将来の年金は「夫婦2人で月13万円」時代に

厚生労働省の試算によると、将来の年金額は徐々に下がり、夫婦2人でも月13万円前後が想定されています。

生活費や医療・介護費を考えると、これだけで暮らすのは現実的にかなり厳しい。

にもかかわらず、「資産がある=補助は不要」というルールがあなたを待っているのです。

森永さんの提案:「増やす」より「減らす」生活設計へ

こうした制度の中で森永さんが提案したのは、次のような「コスパ最強」の生き方です。

生活コストをとにかく下げる

• 家賃がかからない場所(郊外・地方)にマイホームを持つ

• 生活費をミニマムに抑える

• 所得をあえて少なくし、「住民税非課税世帯」を目指す

こうすることで、国の制度上「支援が必要な人」になれるため、結果的にお金を守ることができます。

投資初心者が今から意識すべき「3つのポイント」

森永さんのメッセージを踏まえて、これから投資を始める人が押さえておくべきことをまとめました。

①「増やすだけ」に執着しない

投資は大事。でも「増やしたら損をする場面がある」ことも知っておく。

②「貯金・投資の見せ方」に気をつけよう

制度上では“持っている人”が不利になるケースも。資産の“見せ方”も意識。

③ 生活費を下げる努力が、最強の“防衛”になる

無理して稼がず、少ないお金でも快適に暮らせるスキルが、将来あなたを守る。

まとめ:「お金を増やす」より、「奪われない工夫」が必要な時代へ

投資初心者にとって、「どうお金を増やすか」は最重要テーマ。

でも、これからはそれ以上に、「どうお金を守るか、減らさずに済むか」という視点が必要になります。

森永卓郎さんの遺した言葉は、こうした「これからの時代の生き抜き方」を教えてくれています。

最後に一言

「投資=攻め」だけじゃない。

「節税・制度理解=守り」も身につけてこそ、あなたの資産は活きる。

資産を築くなら、まずは「持ちすぎない」「支出を減らす」から始めましょう。

元記事

https://news.livedoor.com/article/detail/28992153/