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「情報で勝とうと思うな」杉村太蔵さんが教えてくれた“日本で生き抜く本当の武器”

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今日は、元衆議院議員であり、今は投資家・実業家としても活躍している

杉村太蔵さんが出演するYouTubeをこの3連休で見まくった内容をまとめていきます!!

そして「これって、今の日本で働く僕たち一人ひとりにもかなり関係ある話だな」

と感じたポイントを、僕なりの解釈も交えながらまとめてみます。

「日本経済がこれからどうなるのか知りたい」

「ニュースは見てるけど、正直よくわからない」

そんな方のヒントになれば嬉しいです。

1. 杉村太蔵さんのいう「活性化」とは?

杉村さんが語っていた「日本を活性化させるイメージ」は、とてもシンプルです。

• 新しい創業者(起業家)が増える

• そこで新しい雇用が生まれる

• ビジネスが成功して利益が出る

• 結果として税収が増え、社会全体が豊かになる

つまり、起業 → 雇用 → 利益 → 税収

という、良い循環が回り始めること。

「景気を良くしよう」と聞くと、なんだか難しそうに聞こえますが、

杉村さんのイメージはとても具体的で、

「新しい挑戦(起業)を応援することが、日本全体の底上げにつながる」という考え方なんだと感じました。

2. 起業のハードルを下げる“スキーム”の話

動画の中では、スキームと起業の初期コストやリスクを下げるための仕組みの一例として、こんなモデルが紹介されていました(あくまでイメージです)。

• 敷金・礼金・保証金はいらない

• やめたいときに、いつでもやめていい

• 極端に言えば「明日やめても違約金は発生しない」レベルの撤退のしやすさ

• 毎月の固定家賃ではなく、

売上の80%を事業者(お店)側に翌月還元し、残り20%を運営側が受け取る

• その20%のうち、約3.5%はキャッシュレス決済の手数料などに充てられ、

残りの約15%で運営している

要するに、

「高い固定費を払う」のではなく、

「売上に応じてお店側と運営側がシェアする」

という、レベニューシェア型のビジネスモデルです。

こうした仕組みが増えると、

• まとまった貯金がなくても

• 家賃の固定費を抱えなくても

小さくチャレンジしやすくなるので、「起業してみようかな」という人が増えやすくなります。

もちろん、実際に利用する場合は、会社やサービスによって条件は様々です。

動画で触れられていた内容も一例に過ぎないので、

実際に検討するときは、必ず公式サイト・契約書などで条件を確認する

という一言は、現実の行動に移すうえで大事なポイントだと思います。

3. マイケル・ポーターの「5つの競争要因」と杉村さんの視点

杉村さんが参考にしている一つとして挙げていたのが、

経営学の大家 マイケル・ポーターの「競争戦略」の考え方です。

ポーターは、業界の競争環境を決める要素として、次の**5つの競争要因(ファイブフォース)**を提唱しました。

内容は割愛しますが、気になる方はここからお願いします!

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ここから導き出されるのは、

• そう簡単には新規参入できない業界

• すでに世界で一定以上のシェアを持っている企業

こうした分野は、構造的に有利なポジションにいるということです。

杉村さんは、このポーターの視点を踏まえたうえで、

「新規参入が難しいのに、世界シェアをガッチリ握っている日本企業」

に注目しているようでした。

投資の観点でも、

• 「この会社はどんな業界構造の中で戦っているのか?」

• 「参入障壁は高いのか、低いのか?」

• 「世界シェアはどれくらいあるのか?」

といった点を見るクセをつけると、ニュースの見え方が一段変わってきます。

4. 「情報で勝とうと思うな」──数字と現場感を磨く

個人的にとても刺さったのが、この一言です。

「情報で勝とうと思うな」

そもそも、情報で勝つ!と言うのは

株式において、プロの投資家、ファンドとやり合うと言う事です。

一般に会社員で働き、会社と言う閉鎖空間で8時間働いている自分は

まず勝てない事を自覚しました笑

だからこそ杉村さんは、こんな力の重要性を挙げていました!

• 会社に入って最初の3か月くらいで、最低限の財務諸表は読めるようになっておきたい

財務諸表を読めるようになると、

• どの事業が会社の“稼ぎ頭”なのか

• 借金は多いのか少ないのか

• どれくらい投資(設備・研究開発など)にお金を回しているのか

といった、会社のリアルな体質が見えてきます。

たとえ起業するつもりがなくても、

「お金を出す側(銀行・投資家)の目線」

を少し持つだけで、

仕事の捉え方やキャリアの組み立て方が変わってくるはずです。

5. 日本経済の“今とこれから”をつかむための 3+1 資料

杉村さんは、日本経済の方向性をつかむうえで、

特にチェックしておきたいものとして、次の3つ+1つを挙げていました、という整理ができます。

① 所信表明演説(総理の「自己紹介と基本スタンス」)

• 総理大臣が、臨時国会や特別国会の冒頭などで行う演説

• 自分の政治姿勢や、どんな課題に取り組むのかを語る場

→ 「今の総理は、どんな価値観で日本を動かそうとしているのか」が見える材料です。

② 施政方針演説(1年間の「内閣としての方針」)

• 通常、毎年1月の通常国会の冒頭で行われる

• その年の内閣全体としての基本方針・重点政策を示す演説

→ 「今年、日本の政治はどこにエネルギーを使おうとしているのか」がわかります。

③ 骨太の方針(経済・財政の“設計図”)

• 正式名称は「経済財政運営と改革の基本方針」

• 毎年6月ごろに、とりまとめられて閣議決定される

• 政権の重要課題や、翌年度予算の方向性を示す文書

→ 「今後数年、日本の経済政策はどちらの方向を向いて進んでいくのか」を読むのに便利です。

④ 第7次エネルギー基本計画(エネルギー&脱炭素の長期ビジョン)

• 日本のエネルギー政策の大枠を定める重要な計画

• 再生可能エネルギーや原子力の位置づけ、2050年カーボンニュートラルなど、

長期のエネルギーミックスの方向性が示されています

エネルギー政策は、

• 電気料金

• 産業構造

• 地方の再エネ投資

• インフラ関連の需要

など、僕たちの生活や投資先企業の中長期の収益構造に深く関わってきます。

まとめ:

杉村太蔵さんの話を通して、改めて大事だと感じたのは、この2つです。

1. バズっているニュースだけに振り回されないこと

• 「所信表明演説」「施政方針演説」「骨太の方針」「エネルギー基本計画」など、

国の“設計図”に近い情報もセットで見る。

2. “浅い情報”ではなく、構造と数字を見るクセをつけること

• 財務諸表を読めるようになる

• 事業計画をイメージできるようになる

• 起業の仕組みやビジネスモデルを、自分事として考えてみる

「情報で勝とうと思うな」

まずは出来るコトからやって行こうと思いました。

だからこそ、

今日も一緒に、数字と構造と現場感を少しずつアップデートしていきませんか?