給付金はありがたい。でも人生の軸にはしない

「年収の壁」を超える人への給付拡大というニュースを見て、改めて感じたことがあります。
それは、給付に一喜一憂するより、税制を理解して生きる方が利口だということです。

もちろん、給付金や支援制度はありがたいものです。物価高、子育て費用、社会保険料の負担を考えれば、家計の助けになるのは間違いありません。

ただし、制度はずっと同じとは限りません。政治や財源の都合で変わります。今日の正解が、数年後には変わっている可能性もあります。

手取りを守るには仕組みを知ること

サラリーマンにとって大事なのは、「いくら給付されるか」だけを見ることではありません。
それよりも、どこで税金が増え、どこで社会保険料が増え、結果として手取りがどう変わるのかを知ることです。

たとえば、配偶者の働き方、副業、iDeCo、NISA、住宅ローン控除など。これらはすべて、税制を理解しているかどうかで判断が変わります。

知らなければ「なんとなく損しそう」で止まってしまう。
でも知っていれば、「ここまでは働いた方がいい」「ここは投資に回そう」「この控除は使える」と考えられます。

制度に頼るより、自分で設計する

これからの時代、国の制度に頼るだけでは不安です。
大切なのは、制度を否定することではなく、制度を理解した上で、自分の家計にどう使うかを考えることです。

給付金に振り回されるより、税制を学び、働き方とお金の流れを自分で設計する。
その方が、サラリーマンとしても、家庭を守る父親としても、ずっと強い生き方だと思います。